「青年たちの、韓国への歴史和解のための旅」レポート

東アジア平和と和解のためのプロジェクトの第一弾として、広島教区内外の青年達が韓国の旅に行っていました。
参加者の一人である、長安まみさんからレポートが届きましたので、掲載いたします。

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2月23日から26日まで、東アジアの平和と和解のためのプロジェクトとして第一弾の旅に参加させて頂きました。

今回の旅では、近現代以降の日本と韓国の間の歴史と今もなお残る問題を学び、その傷を悼み、自分たちの国がしてしまった事を知った上で、韓国の青年達と平和について分かち合う機会を頂きました。
慰安婦問題を含む1910年以後の植民地としての朝鮮半島での出来事は、日本では正しく知れないものが非常に多いということ、また日本では問題視されてきている朝鮮学校への差別の問題が韓国ではほとんど知られていないことなど、沢山の衝撃を受けました。
私を含む9人の日本の青年達はそれぞれにその問題に共感し、様々な想いを持ったと思います。

この旅で特に大きな恵みを感じたのは、3日目に沢山の韓国のカトリックの青年達が私達をとても暖かく迎え入れてくれた事です。
短い時間ではありましたが、私達は同じ信仰のもとに平和について分かち合い、互いを知り、共にミサを捧げることができました。

この旅が平和のための最初のステップとして、日韓のカトリックの連帯がより強く続いていくことを願います。
最後に、この旅に導いて下さった神様、企画して下さったイエズス会の中井淳神父さま、支えてくださった多くの韓国の司祭、シスター方、この旅で出会えた沢山の青年達に感謝致します。
この主のお導きに応えていくことができますように。

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